ストレスとガス(おなら) [ストレスと胃腸障害]


お腹にガスが溜まるのは不快なものです。

おならとして排出されるならまだ楽に感じるますが、
おならがたくさん出てしまうのもまた別の悩みを産んでしまいます。

さて、おならは健康・不健康に関わらず少なからず出るものです。
なぜなら誰でも口から空気を胃に吸い込んでしまうからです。

さて、口から空気を無意識の内に通常より多く吸い込んでしまい
おならが多発してしまう方もいらっしゃいます。

これは呑気症候群(どんきしょうこうぐん)とか空気嚥下症と呼ばれています。

また、呑気症候群のうち奥歯を強く噛み締める癖が理由のものを噛みしめ呑気症と言います。

これは多くの場合、ストレスが原因で気づかない内に奥歯を噛みしめ、
空気を消化器官に送り込んでしまうことが原因のようです。

このようにストレスが原因でおならが多発してしまう症状として
IBS(過敏性腸症候群)があります。

IBSには下痢型、便秘型、ガス型、これらの混合型がありますが、
どれも不快であることに違いはありません。

IBSもストレス(精神的苦悩)が心ではなく身体に症状を表している状態です。

ストレスは自律神経をはじめとする神経系やホルモン系などに影響を与えます。
また、筋肉などの緊張と弛緩のバランスが崩れる原因ともなります。

胃腸などの内蔵は筋肉ですから腸の緊張と弛緩のバランスが崩れることで、
下痢や便秘、お腹の張り、おならが多発するなどの症状を起こすことがあります。

心の状態が身体に影響を与えることは昔から言われていますが、
自分の心の状態(ストレス)を無視していると
心ではなく身体の症状として抑圧されたエネルギーの開放が起こることがあります。

ですからストレスを感じない人(感じられない人)はある意味、
ストレスを感じている人より危険な状態にある場合もあるんですね。

お腹の調子が悪いというあなた。
ここのところストレスが溜まっているのではありませんか?


         ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
1日10分の自宅療法 おなら体質改善14日間プログラム



食べてすぐ胃腸の調子が悪くなるのは・・・?


食事をすると直ぐにお腹がグルグル音を立てたり、
お腹がポッコリ膨らみ、もたれたり、消化不良のような症状が出る場合があります。

まず、食べてすぐにお腹の調子が悪くなるのは、
過敏性腸症候群の下痢が高もしれません。

また、お腹がポッコリ膨らむのは、胃酸の酸度が低い低酸症や
無酸症で起こりやすい症状です。

その他にも食べてすぐに胃腸症状を起こす原因として、
アレルギーがあります。

胃腸の調子が悪い方で、これまでアレルギー検査を受けたことがない場合は、
一度、アレルギー検査を受けて見ると良いかもしれません。

また、胃の病気として慢性胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍があります。

胃潰瘍の場合、食後に痛みや症状を起こすことが多く、
十二指腸潰瘍(十二指腸炎)は空腹になると痛みや症状が出やすいようです。

胃腸の病気はいろいろな種類がありますから、
是非、自分の症状に合った改善法を実践してくださいね。




胃酸から胃を守るにはオクラととろろ芋


お酒を飲む前に、牛乳を飲みなさいと言われることがありますね。
でも、これには問題があります。

何故かと言うと確かに牛乳を飲んだ直後は、
胃に膜が張られたようになって、
胃腸を保護してくれるように感じます。

しかし、実際は牛乳は胃酸の分泌を促進してしまうのです。

あなたも胃が痛い時に牛乳を飲んで
痛みを緩和させた経験があるかもしれません。

でも、その後、返って胃痛が酷くなったことがありませんか?

これは牛乳を消化するために
胃酸の分泌が促進されていることが原因のようです。

日本の胃腸科のお医者さんの中には未だに、
胃腸病の方に牛乳を勧める方もいらっしゃいますが、
海外特にアメリカでは牛乳が胃酸の分泌を
促進することが良く知られています。

では、どうすれば良いのでしょうか?

それにはムチンと言う成分を含んだ
ネバネバ食品を摂取することをおすすめします。

ネバネバ食品の代表として、オクラ、とろろ芋、納豆などがありますね。
特に消化が良くない方は、「オクラ」と「とろろ芋」がおすすめ。
食事のはじめに摂取すると良いでしょう。

納豆もとても良い食材なのですが、大豆はとても消化し難い食材なので、
マメ科の植物をうまく消化できない方が食すると、
納豆が長時間、胃に止まることで、胃酸が分泌され続けることになります。

これは納豆だけに限りませんが、胃が弱い方が
胃に長時間止まってしまうような食品を摂取すると
食後に気持ち悪くなったり、吐き気を催すことがあるのは、
これが原因の1つとなっています。

ですから、胃に長時間止まるような食品の摂取を控えることも必要ですね。

また、もし納豆を食べたいなら、
よく刻んで「ひきわり」にして食べることをおすすめします。


さて、食べ物の消化は、胃酸(量と濃度)と消化酵素によって行われます。
お肉などのタンパク質を消化するには、タンパク質分解酵素が必要ですし、
お米などの澱粉質を分解するにも、専門の酵素が存在します。


現在でも日本の主食はお米ですね。

ごはんの消化を促進してくれる酵素が
多く含まれている食材が「とろろ芋」なんですね。

そして、蛋白質を消化してくれる酵素を多く含むのが「オクラ」なんです。

ごはんとお肉を良く食べる日本人には、
とてもうれしい食材が「オクラ」と「とろろ芋」なんですね。

しかも、この2つの食材には、ムチンというネバネバ成分が含まれていて、
胃の粘膜を保護してくれると言われています。


また、摂食障害などの嘔吐癖がある方も、
この2つの食材を食前に摂取するようにすると良いでしょう。

嘔吐による食道、胃などの荒れを緩和させることができるでしょう。




トラックバック(0) 

ヘリコバクター・ピロリ菌について|ピロリ菌と胃腸障害 [ピロリ菌と胃腸障害]


ピロリ菌は、正式にはヘリコバクター・ピロリ(Helicobacter pylori)と言いますが、
強酸性の胃の中で生息することができる能力を持った菌です。

ヘリコバクター・ピロリ菌は、ウレアーゼという酵素を作ることで、
胃粘膜の尿素を化学反応させて、胃酸を中和し、生息しているそうです。

ヘリコバクター・ピロリ菌に感染していると、
胃・十二指腸の疾患を起こすリスクを高めます。

胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍の原因はピロリ菌と言われますが、
ピロリ菌に感染していても、これらの症状を起こさない人もいるのですから、
ピロリ菌だけが原因であると考えるのは、無理があると思います。

ピロリ菌による影響は、胃の機能低下(弱体化)している時に、
起こるのではないでしょうか?

しかし、胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍を繰り返して来た人が、
胃炎・胃潰瘍・十二指腸潰瘍などが再発しにくくなるのは事実のようです。


慢性的な胃腸障害で悩んでいるのなら、
一度、ピロリ菌に感染しているか検査してみると良いかもしれません。

現在は、自宅でピロリ菌の感染を検査できる郵送検査キットが、
販売されていますから、病院が苦手でも検査を受けることができます。





自宅でチェック デメカルのピロリ菌検査キット 胃潰瘍・十二指腸潰瘍の予防と対策



消化器官の構造(5) 大腸(結腸・直腸)|胃腸障害の基礎知識 [胃腸障害の基礎知識]


回盲部、盲腸(虫垂)の次の部位が結腸と呼ばれている部位です。

結腸は、上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸で構成されています。

消化物は小腸では、まだ水分が多いゲル状(粥状)ですが、
結腸では余分な水分が抜かれ、便を作って行きます。

結腸は心の鏡と言われるほど、精神状態が結腸の症状として
あらわれやすく、これが原因で腸が緩み過ぎたり、
緊張、痙攣することで、便秘や下痢、腹痛を起こすことがあるそうです。

また、食べ物も重要で、
水分、食物繊維、油脂などの摂取バランスが良くないと
便秘や下痢を起こしやすくなります。

結腸で作られた排泄物は、直腸に送られ最終的に肛門から排泄されます。

便秘薬などを常用していると、
結腸から排泄物が直腸に送られても、反応が鈍くなり、
便秘しやすくなりますから、便秘薬は注意して使用する必要があります。





馬渡かおる 毎日スッキリ!欲ばり!便秘解消法の口コミ お通じ改善法




タグ:結腸 構造 働き
nice!(0) 

消化器官の構造(4) 大腸(回盲部・盲腸・虫垂)|胃腸障害の基礎知識 [胃腸障害の基礎知識]

小腸の次は、大腸と呼ばれる部位になります。

小腸と大腸の境目の部分を回盲部と言います。
ここには、回盲弁という弁があります。

便秘などでガスが溜まり、大腸から回盲弁を逆流し、
ガスが小腸に流入すると、腹痛が起こることがあるようです。

お通じがよくない方は、食生活に注意し、
排泄をよくすることが大切です。

さて、回盲弁から連なる部位が盲腸です。
盲腸には、虫垂と呼ばれるもの部位があります。

盲腸炎とか虫垂炎が起こる部位ですね。





川俣泉 1日5分!体の中から綺麗にする便秘解消整体法 内容 効果



消化器官の構造(3) 小腸(十二指腸・空腸・回腸)|胃腸障害の基礎知識 [胃腸障害の基礎知識]

小腸は十二指腸から始まり、
空腸、回腸と呼ばれる部位で構成されています。

小腸の機能は、摂取した食べ物を栄養として吸収できるように
消化するとても大切な器官です。

また、小腸は人体においては最大の免疫器官とも言われています。
免疫機能を向上させるには、この小腸の働きを高める必要があります。

小腸の機能が低下していると栄養障害になる場合もあります。
痩せていて、いくら食べても太れない方は小腸の機能が
低下している可能性が考えられます。


消化器官の構造(2) 胃から十二指腸へ|胃腸障害の基礎知識 [胃腸障害の基礎知識]

腸の構造は、小腸、大腸、直腸、肛門という構造になっています。

小腸の始まりの部分が十二指腸と言われている部位です。
この十二指腸と胃の出口の境を幽門部と言い、
幽門弁という弁があります。

ここは炎症や潰瘍を起こしやすい部位で、
十二指腸炎や十二指腸潰瘍を起こしやすい部位と言われています。

十二指腸は、胃とは異なりアルカリ性の環境であるため、
胃酸がそのまま流入すると、炎症をおこしてしまいますが、
膵臓から十二指腸へアルカリが分泌されることで、
胃酸を中和してます。

また、胃酸の分泌(酸度)が低いと、
胃の内容物がなかなか十二指腸に移動できないと言われています。
無酸症、低酸症の人の胃の不快感や胃もたれなども、
胃酸(濃度)の異常と関係する可能性があります。





胃腸障害改善法 逆食改善プログラム 福辻鋭記 効果




共通テーマ:健康

消化器官の構造(1) 食道から胃へ|胃腸障害の基礎知識 [胃腸障害の基礎知識]

GERD(胃食道逆流症・逆流性食道炎)について知るには、
消化器官の構造を知っておくと良いと思います。

消化器官は、口から肛門に連なる1本の管になっています。

口から摂取された飲食物は、食道を通り胃へ向かいます。

食道と胃の間には噴門弁というものがあって、
普段は、胃の中にあるものが逆流しないようにしています。

胃は、酸性度が高い胃酸を分泌してタンパク質などを消化します。
また、この胃酸によって胃が消化されないように、
胃の内部は、粘膜によって保護されています。

この粘膜が薄くなったり、傷つくことで起こるのが胃炎ですね。

さて、胃で消化された食べ物は、次に腸に向かいます。




胃炎治療CMEXプログラム 麻生隆光 神経性胃炎の改善法



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:健康

GERD(胃食道逆流症・逆流性食道炎)と症状 [GERD(胃食道逆流症・逆流性食道炎)とは?]


胃食道逆流症を、GERDと言いますが、
GERDは、英語のGastroesophageal Reflux Diseaseの略です。

このGERDの1つが逆流性食道炎(ぎゃくりゅうせいしょくどうえん)です。

胃酸が食道に逆流することで、次のような症状を起こします。

 ・胸やけ
 ・みぞおちの痛み
 ・喉や胸部の不快感
 ・酸っぱいものが込み上げてくる(胃酸の逆流)。
 ・吐き気、嘔吐、ゲップ、生あくび

このような症状がある場合、GERDかも知れません。

慢性化する前に対処すれば、比較的短期に改善できますので、
もし、上記のような症状があるなら、
早めに生活習慣の改善に取り組んでくださいね。

特にGERD:逆流性食道炎は、食事の影響が強いので、
注意する必要があります。



福辻鋭記先生の逆食改善プログラムの口コミ 食道・胃腸障害の改善法

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。