胃酸から胃を守るにはオクラととろろ芋


お酒を飲む前に、牛乳を飲みなさいと言われることがありますね。
でも、これには問題があります。

何故かと言うと確かに牛乳を飲んだ直後は、
胃に膜が張られたようになって、
胃腸を保護してくれるように感じます。

しかし、実際は牛乳は胃酸の分泌を促進してしまうのです。

あなたも胃が痛い時に牛乳を飲んで
痛みを緩和させた経験があるかもしれません。

でも、その後、返って胃痛が酷くなったことがありませんか?

これは牛乳を消化するために
胃酸の分泌が促進されていることが原因のようです。

日本の胃腸科のお医者さんの中には未だに、
胃腸病の方に牛乳を勧める方もいらっしゃいますが、
海外特にアメリカでは牛乳が胃酸の分泌を
促進することが良く知られています。

では、どうすれば良いのでしょうか?

それにはムチンと言う成分を含んだ
ネバネバ食品を摂取することをおすすめします。

ネバネバ食品の代表として、オクラ、とろろ芋、納豆などがありますね。
特に消化が良くない方は、「オクラ」と「とろろ芋」がおすすめ。
食事のはじめに摂取すると良いでしょう。

納豆もとても良い食材なのですが、大豆はとても消化し難い食材なので、
マメ科の植物をうまく消化できない方が食すると、
納豆が長時間、胃に止まることで、胃酸が分泌され続けることになります。

これは納豆だけに限りませんが、胃が弱い方が
胃に長時間止まってしまうような食品を摂取すると
食後に気持ち悪くなったり、吐き気を催すことがあるのは、
これが原因の1つとなっています。

ですから、胃に長時間止まるような食品の摂取を控えることも必要ですね。

また、もし納豆を食べたいなら、
よく刻んで「ひきわり」にして食べることをおすすめします。


さて、食べ物の消化は、胃酸(量と濃度)と消化酵素によって行われます。
お肉などのタンパク質を消化するには、タンパク質分解酵素が必要ですし、
お米などの澱粉質を分解するにも、専門の酵素が存在します。


現在でも日本の主食はお米ですね。

ごはんの消化を促進してくれる酵素が
多く含まれている食材が「とろろ芋」なんですね。

そして、蛋白質を消化してくれる酵素を多く含むのが「オクラ」なんです。

ごはんとお肉を良く食べる日本人には、
とてもうれしい食材が「オクラ」と「とろろ芋」なんですね。

しかも、この2つの食材には、ムチンというネバネバ成分が含まれていて、
胃の粘膜を保護してくれると言われています。


また、摂食障害などの嘔吐癖がある方も、
この2つの食材を食前に摂取するようにすると良いでしょう。

嘔吐による食道、胃などの荒れを緩和させることができるでしょう。




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