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消化器官の構造(1) 食道から胃へ|胃腸障害の基礎知識 [胃腸障害の基礎知識]

GERD(胃食道逆流症・逆流性食道炎)について知るには、
消化器官の構造を知っておくと良いと思います。

消化器官は、口から肛門に連なる1本の管になっています。

口から摂取された飲食物は、食道を通り胃へ向かいます。

食道と胃の間には噴門弁というものがあって、
普段は、胃の中にあるものが逆流しないようにしています。

胃は、酸性度が高い胃酸を分泌してタンパク質などを消化します。
また、この胃酸によって胃が消化されないように、
胃の内部は、粘膜によって保護されています。

この粘膜が薄くなったり、傷つくことで起こるのが胃炎ですね。

さて、胃で消化された食べ物は、次に腸に向かいます。




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消化器官の構造(2) 胃から十二指腸へ|胃腸障害の基礎知識 [胃腸障害の基礎知識]

腸の構造は、小腸、大腸、直腸、肛門という構造になっています。

小腸の始まりの部分が十二指腸と言われている部位です。
この十二指腸と胃の出口の境を幽門部と言い、
幽門弁という弁があります。

ここは炎症や潰瘍を起こしやすい部位で、
十二指腸炎や十二指腸潰瘍を起こしやすい部位と言われています。

十二指腸は、胃とは異なりアルカリ性の環境であるため、
胃酸がそのまま流入すると、炎症をおこしてしまいますが、
膵臓から十二指腸へアルカリが分泌されることで、
胃酸を中和してます。

また、胃酸の分泌(酸度)が低いと、
胃の内容物がなかなか十二指腸に移動できないと言われています。
無酸症、低酸症の人の胃の不快感や胃もたれなども、
胃酸(濃度)の異常と関係する可能性があります。





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消化器官の構造(3) 小腸(十二指腸・空腸・回腸)|胃腸障害の基礎知識 [胃腸障害の基礎知識]

小腸は十二指腸から始まり、
空腸、回腸と呼ばれる部位で構成されています。

小腸の機能は、摂取した食べ物を栄養として吸収できるように
消化するとても大切な器官です。

また、小腸は人体においては最大の免疫器官とも言われています。
免疫機能を向上させるには、この小腸の働きを高める必要があります。

小腸の機能が低下していると栄養障害になる場合もあります。
痩せていて、いくら食べても太れない方は小腸の機能が
低下している可能性が考えられます。


消化器官の構造(4) 大腸(回盲部・盲腸・虫垂)|胃腸障害の基礎知識 [胃腸障害の基礎知識]

小腸の次は、大腸と呼ばれる部位になります。

小腸と大腸の境目の部分を回盲部と言います。
ここには、回盲弁という弁があります。

便秘などでガスが溜まり、大腸から回盲弁を逆流し、
ガスが小腸に流入すると、腹痛が起こることがあるようです。

お通じがよくない方は、食生活に注意し、
排泄をよくすることが大切です。

さて、回盲弁から連なる部位が盲腸です。
盲腸には、虫垂と呼ばれるもの部位があります。

盲腸炎とか虫垂炎が起こる部位ですね。





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消化器官の構造(5) 大腸(結腸・直腸)|胃腸障害の基礎知識 [胃腸障害の基礎知識]


回盲部、盲腸(虫垂)の次の部位が結腸と呼ばれている部位です。

結腸は、上行結腸・横行結腸・下行結腸・S状結腸で構成されています。

消化物は小腸では、まだ水分が多いゲル状(粥状)ですが、
結腸では余分な水分が抜かれ、便を作って行きます。

結腸は心の鏡と言われるほど、精神状態が結腸の症状として
あらわれやすく、これが原因で腸が緩み過ぎたり、
緊張、痙攣することで、便秘や下痢、腹痛を起こすことがあるそうです。

また、食べ物も重要で、
水分、食物繊維、油脂などの摂取バランスが良くないと
便秘や下痢を起こしやすくなります。

結腸で作られた排泄物は、直腸に送られ最終的に肛門から排泄されます。

便秘薬などを常用していると、
結腸から排泄物が直腸に送られても、反応が鈍くなり、
便秘しやすくなりますから、便秘薬は注意して使用する必要があります。





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タグ:結腸 構造 働き
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